研究室について

基盤ソフトウェア工学研究室は、2021年4月に発足した研究室です。 基盤ソフトウェア(オペレーティングシステムや仮想計算機モニタ)に 関する研究に取り組んでいます。また、基盤ソフトウェアを応用したセ キュリティ技術の研究開発を行なっています。具体的な研究内容については、 研究課題のページ を参照してください。

ニュース

  • 2024年9月6日: 佐藤将也准教授が情報処理学会中国支部40周年記念論文賞を受賞しました.本賞は,情報処理学会中国支部会員のうち,過去10年間における情報処理学会論文誌への掲載件数が多い会員を表彰するものです.表彰式はFIT2024で開催された40周年記念式典において執り行われ,佐藤准教授は他3名の受賞者と共に表彰されました.
  • 2024年7月17日: 本研究室4年生の研究成果が国際会議WISA 2024にRegular Paper (Acceptance rate: 34%)に採択されました(accepted papers)
  • 2024年4月15日: 博士前期課程2年生の万代さんの発表”Webプッシュ通知のブラウザ拡張による制御法における制御対象の拡張”が情報処理学会CSEC研究会 優秀研究賞(51件から5件選出)に選ばれました.
  • 2024年1月31日: 博士前期課程2年生の大森さんが学長賞を受賞しました.
  • 2023年9月14日: 博士前期課程2年生の大森さんがFIT2022における研究発表により情報処理学会 FITヤングリサーチャー賞を受賞しました.(受賞記事1, 受賞記事2

研究課題

本研究室ではシステムソフトウェアやサイバーセキュリティに関する研究に取り組んでいます。 主な研究課題には以下のようなものがあります。

  • システムセキュリティ
    • 仮想計算機モニタを利用した証拠保全手法の研究
    • 仮想計算機モニタを利用した重要サービス保護手法の研究
    • 仮想計算機モニタによる仮想計算機の監視箇所推定手法の研究
  • 基盤ソフトウェア
    • オペレーティングシステムや仮想計算機における入出力性能の分析
  • Webセキュリティ
    • Webプッシュ通知の制御による利用者保護
    • フィッシングサイトの分析
  • OSSにおける脆弱性修正期間の分析
    • GitHubのリポジトリ情報と脆弱性情報の相関分析
    • npmを対象とした脆弱性修正期間の分析
    • 脆弱性修正期間の長大化要因の分析

メンバー

  • 佐藤 将也 (Masaya Sato) - 准教授/Associate Professor (link: Japanese / English)
  • 万代 竜輝 (Ryuki Mandai) - M2
  • 味谷 圭悟 (Keigo Ajitani) - B4
  • 樫山 竜亮 (Ryusuke Kashiyama) - B4
  • 河田 悠翔 (Haruto Kawata) - B4
  • 土井 将太 (Shota Doi) - B4